最近、気温の高い日が続いていて、散歩が気持ちいい。
連休中は、いつものメンバーで酒を飲んだり、バンドのメンバーとスタジオ入ったり、新しい音をつくる手法を試してみたり、という毎度素朴な日常です。
・シュトックハウゼン
最近面白いなと思うのは、CANやNEU!といった、クラウトロック(ドイツのロック)のサウンドで、ドイツ現代音楽のシュトックハウゼンの影響を受けているような音響・空間の埋め方をするのが興味深い。
その手法に影響を受けた時期のデヴィット・ボウイやポールウェラーの作品を遡って聴いていると、どういうサウンドをつくりたかったのか意図が見えてくる。
・CAN “Future days”
・NEU!
・David bowie “Low”
・Paul weller “Green”
今で言う所の、現実音やシンセサイザーによるサウンドエフェクトを楽曲に散りばめた手法なのだけど、単にアンビエントや環境音楽をやるのではなくて、ロックと絡み合っているのが面白い。
クラウトロック自体は60,70年代に生まれたサウンドだけども、英米の音楽を聴いていると、その手法は今もアップデートされ続けている印象。
新しい手法を欲しいと思うミュージシャンに時代を越えてインスピレーションを与え続けてる。