Profile

草野洋秋(Hiroaki Kusano) / Happy Sad

作曲作詞、歌、楽器、録音、ミックスまで一人で行うというスタイルで活動する サウンドデザイナー/シンガーソングライター。

メロウソウル、ブリティッシュロック、アコースティック/フォーク、ファンク、 ワールドミュージック、ソフトロック、映画音楽等、年代とジャンルを問わない雑食な音楽性と、 古典文学・芸術への愛情を持つ。 生楽器の持つアコースティックな響きと、打ち込みを混ぜ合わせた楽曲構築・作曲を 得意とし、トラックメイカーとして番組BGM制作や楽曲提供を行う。

2013年、表参道ヒルズにて開催されたMTVとLenovo 主催のクリエイターコンテスト「CO:LAB」にて、自作曲 「Everyday 」が国内DJ部門優勝/ファイナリストに選出される。
普段の生活における環境音や生活音を楽曲に盛り込み、アンビエント曲として完成させた楽曲は審査員のDJ KAORI氏から「心地よいサウンド」という評価を得た。 https://news.mynavi.jp/article/20130524-colab/

同年11月にUltra-vybe社のオーディションを通過し、アルバム「The other side of urban city life」をリリース。(CDによる全国流通とiTunesをはじめ各配信サイトにてリリース)
アコースティックソウルやトリップホップ、アンビエントといった切り口の多いサウンドスケープがレーベルディレクター達の耳に止まり発売される。

ゲームサウンド制作会社・ゲームパブリッシャー複数社においてサウンドデザイナー/ディレクター職としてゲームサウンド制作に参加し、スマートフォンやコンシューマーのゲーム作品、 アーケード作品等に多数関わる。サウンドクリエイターとして、「進撃の巨人 ~人類最後の翼~(3DS)」 「怪獣が出る金曜日(3DS)」「〈物語〉シリーズ ぷくぷく(iOS)」「アクセル・ワールド ― 加速の頂点 ―(PS3)」「BRAVELY ARCHIVE D’s report (iOS)」「消滅都市(iOS)」「ぼくのレストラン3(iOS)」 「ガンダムトライエイジ(Arcade)」等、50作品ほどに参加。

2008年にコンピレーションCD「CAFE LA SILENCE」、「QUATER GRASS」(BLUE MUSIC)に参加。サウンドクリエイターとして、レジャーチャンネル「JLC女子中継」(競艇番組)、「Life is ekiden」(箱根駅伝をテーマにした日本テレビwebドラマ)へ楽曲提供。

サウンドデザイナーとしての仕事のかたわら、バンド形態でのライブ活動をライフワークとして続けながら、新作をリリースし続けている。
ミュージシャンネームとして使用している「HAPPY SAD」は、 Tim buckleyのアルバム”HAPPY SAD”(1969)から。



高校生の時、いつの間にか作曲をするようになりました。
バイトをして買った小さなシーケンサーと中古の安物のギターで。
音を構築して曲をつくる楽しみと、
その曲に自分なりの考えを言葉にして乗せる、
今考えてみると、そういう試みだったと思います。

人と接する中で、色んな出会いや別れがあったり、
喜んだり、痛みを感じたり、
そういう気持ちが、音となって聴こえてくる。

人が生きている事自体、作曲と同じではないかと思います。
人間一人一人、ものの感じ方やとらえ方が違うように、
誰しも異なる曲を自分なりに奏でているのですね。

世の中、幸せの裏には誰かの不幸せがあり、
その一方で、涙の後ろにはユーモアが隠れている。
どちらか片方だけという事は決してなく、
常に流動的に、正反対の要素が人の中に存在している。

​​古来から人間は、一生の中で
その瞬間瞬間を切り取り、作品にしてきました。

​僕もそういう音楽を紡げていけたらいいなと思います。

____HAPPY SAD (草野洋秋)