Floating mellow city

Album「Floating mellow city」 2020/7/4 out

(収録曲)
1.Sleeping beauty 2.Everyday 3.Free me 4.Not at all 5.You and me return to natural 6.Here and there 7.Imagination 8.Lily (acoustic ver) 9.Summer vacation 10.Sweet relax 11.Floating mellow 12.Loop life 13.Melt away 14.Shinjuku back alley 15.In the bedroom 16.Into the deep sea 17.Leave from yesterday 18.Holiday office district 19.Brand new day

Album Jacket Model:Brenna
Photo:Masamichi Tsukii
(https://www.instagram.com/masamichitsukii/?igshid=ryy466mmrjog)

[ライナーノーツ]文:草野洋秋

 短編小説を集めた一冊の本のように、風景画を並べた個展を開くように、音から風景が浮かび上がるようなアルバムを一枚作りたいと思いました。このアルバムは2012年頃から2019年頃までに個人的に制作した楽曲の中から構成されています。今回はライブでいつもやっているような歌のある楽曲はほとんど収録していません。ひたすら風景画のような音楽だけをまとめてみました。

世の中にある色んな音楽を掘り下げて聴いていると、本当に世界中に未知の音楽がたくさんあることがわかります。歴史的な背景から生まれたものや時代ごとに形を変えて今に至るもの様々です。
現代のありがたさは、現在進行形でリリースされている沢山の音楽が聴ける事と同様に、過去に録音された世界中の音源も聴けること。それは音楽産業のもとで制作された音楽だけでなく、先達の方々の優れた仕事によって色んな地域に伝統的に残っている土着の音楽も現地で収音されたものが聴けるという事です。

音楽ファンの一人として、土地も時代もジャンルも関係なく好きなものに興味を示しながら自由に曲を構築していく作業はとても没頭するものだったように思います。このアルバムは過去にリリースした楽曲も含んでいますが、全体のバランスや空間の奥行きを再調整しています。音を聴く方により良い形で届けられたら幸いです。


1.Sleeping beauty (2020 remaster)
 オリジナルは2014年頃に制作した曲です。冒頭の霞がかったミステリアスな雰囲気から次第にドラムやギターが加わりミニマルからトリップホップへ、プログレッシブロックへと賑やかなサウンドへ変わっていきます。元からこの様な曲になることを意図したわけではなく、冒頭から繰り返されるメロディに対してセッションをする様な気持ちで構築していきました。最初にリリースしてから時間が経っても印象に残る曲だったので、今回収録しました。

2.Everyday (2020 remaster)
 ピアノやシンセドラムといった楽器の音色だけではなく、人間の生活の中で日常的に聞こえる音(カップにお湯を注ぐ音、お皿やパソコンのキーボードを打つ音、外から聞こえる鳥のさえずり等の環境音)をコラージュ的に配置していきました。この曲は2012,13年頃のもので、この頃は仕事で効果音を制作する機会が多く、たまたま花瓶や陶器を机に置いた音素材を幾つかPC上で断片的にクリックしていた時にテクスチャーとして良い響きに聴こえたんですね。そこから、生活の中で自然発生している音を使って曲をつくるというコンセプトがなんとなく生まれました。

この曲をジャンル分けをすると「アンビエント」になるのだと思うのですが、アンビエントミュージックを愛好していたわけではなく、ゆったりとした空間をたっぷり使った音像で作りたいという気持ちから出来たものです。楽曲のテンポは一般的にリズムに支配されるので、リズムから作ってしまうと上にのるサウンドは制限されてしまうため、音響的に気持ちの良い響きから先に作ってゆき最後にリズムを装飾的に乗せました。
生活音や環境音を録音してコラージュを行う楽曲というのは昔から音楽のコンセプトとして世の中に存在していて、「ミュージック・コンクレート」と呼ばれています。これは元々は前衛音楽の手法で、この曲を作ったことでアンビエントを少し掘り下げたいと思い、同時代のアンビエントだけではなく50年代にシュトックハウゼンが制作した初期の電子音楽等に触れるきっかけになりました。2020年代現在でも、R&Bやハウスミュージックにアンビエント的な音響を混ぜるのは国内外問わず作家達の常套手段になっています。最終的にこの曲「Everyday」はMTV主催のコンテストで賞をいただきました。

3.Free me (2020 remaster)
 渋谷や新宿の様な街を歩いていて面白いと思うのは、昼間と真夜中で随分街の表情が変わることです。昼間は大勢の人が行き交っているのに、渋谷・宇田川町の公園通りあたりなんかは真夜中には人が一人もいなかったりします。終電を逃して六本木から渋谷まで歩いて帰ったりしてた時期があるんですが、そういう帰宅コースも静かで落ち着くので個人的に好きでした。
都市部の裏路地や日陰になっている風景というのはとても興味深いものがあります。それはたぶん、日常で目にする街の景観と異なる印象を街に対して持つからでしょう。ちょっとした旅行をした時に、見知らぬ街の通りを歩いて妙に心地良い気分になるのと似ている様に感じます。写真を撮ったり風景画を描く様な気持ちで、その裏路地の景色を音像にしようというざっくりとした態度の下で出来た曲の様な気がしています。

4.Not at all (2020 remaster)
 2000年以降の音楽シーンの中でよく聴いていたのが、ローリングストーンズやボブディラン作品で音楽プロデューサーを務めたドン・ウォズが社長に就任してからのBlue note recordsです。グラミー賞を受賞したロバート・グラスパーを中心にジャズとヒップホップ、ソウルミュージックがミックスされた楽曲が多く生み出されます。と言ってもこれは現在に限った動きではなくて、1990年代に晩年のマイルス・デイヴィスがヒップホップのミュージシャンと作ったアルバムはジャズとヒップホップを掛け合わせた内容ですし、その後に出てきたディアンジェロやエリカ・バドゥが流行った90年代中頃のネオソウル・ブームもジャズやソウルミュージック、ヒップホップを源流とするものでした。その流れを受け継いでいるのか、いないのかは分かりませんが、色んな人たちの試行錯誤の形跡を読み解く楽しさがリスナー側にはあると思っています。 

それともう一つ興味深かったのが、LAの音楽レーベルBrain feederです。Brain feederはジョン・コルトレーンの甥、フライング・ロータスが主催するレーベルで、音楽ジャンルでいうとハウスミュージック寄りになると思うんですが、そこにアンビエントやフリージャズの要素が入っているのが音像的に面白いと思って聴いてました。曲の構成も、曲をつくる最初に構成をかっちり決めてアレンジをしているというよりは、曲をつくっている途中で偶発的に出来た展開をどんどん使っている様な曲調の自由さを感じます。
自分はNYやLAで生活をしている人間では無いので、日本から想像を働かせて作ったのがこの曲や前述のEveryday、Here and thereといった曲達です。

5.You and me return to natural
 図書館や美術館などの空間で流されることを想定して作った曲です。2019年にライブ時に販売したCDでも収録した曲なのですが、そこから音色の差し替えとミックスを一部変えています。静かなピアノとストリングスを基調としていて、聴いている人が癒されたらいいなと思って作りました。曲タイトルは人と人が自然な状態・関係性に回帰してゆく様子、人間が自然に帰ってゆく姿を表したものです。

6.Here and there (2020 remaster)
2013年リリースのアルバム「The other side of urban city life」に収録されていた一曲です。ヒップホップで好まれる様なローファイな質感のリズムに音響的な要素を乗せた曲になっています。ヴァイオレンス映画のサウンドトラックの一曲に入る様な、程よい緊張感と奥行きのある雰囲気ですね。

普段仕事上で楽曲や効果音の制作、映像に対して音を付けていくMA作業をすることが多々あるのですが、一般的に楽曲と効果音は別々のものとして認識されている、という気持ちがあります。個人的には曲も効果音も分けないで一緒に使うことでテクスチャーとして風景が想起されるというか、曲と効果音の境目がなくなっている形の方が楽曲として面白いと思っているのでその様にしています。

普段、バンド編成でライブをするのを前提にした楽曲はブリティッシュ・ロックやソウル、アメリカのフォークミュージックへの憧憬をもとに作る事が多いのですが、並行してサンプリングをベースにしたサウンドも結構好きで聴いていました。DJ Shadowがアルバム「Endtroducing…」(1996)というアルバムを作った時の手法は、数十万枚のレコードから使いたい音素材をカットしてサンプラーに放り込み、緻密に組み合わせて楽曲を構築するという制作手法をとっています。こういう作り方が出来る人というのは普段から色んな音楽を聴いているヘビーリスナーで、楽曲のかっこいい要素を感覚的に体得しているので、レコードからどの部分をチョイスするかがその人のセンスが問われます。
here and thereではビートやホーン、効果音的に流れるSE等は断片的にサンプリング素材から加工して用い、録音した楽器の演奏と混ぜて調整しています。

7.Imagination (2020 remaster)
「平山郁夫さんが書いたシルクロードの絵みたいだね」と冗談で人から言われた曲です(笑)7年くらい前の曲なので、今の自分の好みに合わせて空間が感じられるミックスにしてあります。アナログの真空管機材を通すことで多少の暖かさも追加しました。この曲を元々収録していたアルバムの中で、一曲くらい東洋的な曲があってもいいなと思って作ったのが始まりです。

8.Lily (acoustic ver) (2020 remaster)
 バンド形態でライブをずっとやってきた曲なんですが、このアコースティックバージョンは久しぶりに聴くとシンプルで情景が浮かぶ印象を持ちました。アコースティック楽器を多用している曲は、割と時間が経っても印象が変わらずに聴けると思います。音色的な古さをあまり感じないんですね。僕はバンドスタイルで演奏する前の時期はカフェバーでアコースティックギター1本と歌で弾き語りをしていたので、馴染み深い音色でもあります。

9.Summer vacation (2020 remaster)
 ガットギターをシンプルに弾いているボサノヴァ曲です。ブラジルの歌姫ナラ・レオンのアルバムで「Dez anos depois」(邦題:美しきボサノヴァのミューズ/1971年)という作品があるんですが、これはガットギターと歌、そこへたまにパーカッションが入るくらいの編成でカルロス・ジョビン達の作るボサノヴァクラシックと言える様な曲達を演奏しています。シンプルな編成の曲というのはただ楽器を減らすだけではなくて、そこに流れる空気や演奏者の息遣いがよく聴こえます。「その空間で無音が鳴っている響き」がレコードに刻まれているんですね。耳を傾けると空間の処理が現れてきます。この曲もナラ・レオンの作品に習ってシンプルに作っていたのだと思います。

10.Sweet relax (2020 remaster)
 リラックスしたムードのアコースティックな一曲です。冒頭から鳴っている電子音はYAMAHAのTenori-onです。当時働いていたサウンド制作会社で借りる事が出来たので、機材に触れながら、なんとか自分の曲に使えないか試行錯誤した記憶があります。曲の途中でビートルズ風の展開になるのですが、やはりビートルズが「Lucy in the sky with diamond」で使ったシンセサイザー音や「Strawberry fields forever」で使用されているメロトロンのフルート音等を入れました。昔の楽器も今ではサンプリングされてソフト音源として収音され、キーボードで音色を弾けるようになっています。

ここではTenori-on、メロトロン、マーティンのアコースティックギター、ドラムのソフト音源、フェンダーのジャズベース、収音した水滴の音等が使われていますが、現代の楽曲制作の面白さは楽器編成が時代に縛られないという所かも知れません。現代に生きている自分達には、どの時代のどの楽器を組み合わせても制作者の自由です。過去の様々な音楽ジャンルで使用されていた楽器というのは、歴史的な背景で楽器の供給が限られていたり、戦争の影響で民族が入り交じる事によって楽器編成が決まってきている部分もあります。

数年前に静岡/浜松にある楽器博物館に足を運んだのですが、そこに修蔵されている世界中の楽器1300点(古楽器や民族楽器、創成期の電子楽器も多く含む)を見た時に、きっと面白い楽器の組み合わせはたくさん隠れていると思いました。特に膨大な数の古楽器を見学していると、今ソフト音源として製品化されている楽器音色が年々増えているとはいえ、まだまだ限られた音色だけしか取り扱っていないのではないかという印象があります。

11.Floating mellow
 メロウでシンプルな楽曲です。聴いていて疲れない曲を聴きたいと思って作りました。水面に浮かんで全身の力が抜けている様な状態が心地よく、肩の力を抜いたものに耳を傾けていたい時があります。

数字の「ゼロ」という概念はインドで生まれたものだそうですが、自分をゼロのフラットな状態にしておくのが個人的に生活の中で心地良いなと感じています。色んな刺激や情報もほどほどにしておいて、静かに草木や自然を眺めたりエッセイや詩集を読んだり、美味しいコーヒーを飲みにカフェへ散歩したり、小さなことに幸福を感じられる状態が自分にとっては無理がないなと思っています。そういったフラットな状態を現した一曲となっています。文字にするとカッコいい感じになり過ぎですが(笑)

今年は家にこもっていなければならない期間が多いですが、ちょっとした用事で外出した時に目に入ってくるのは緑や自然の美しさだったりします。川原の水の流れ、葉の色彩とグラデーション、注意して見ると住宅地の家々にも実に多彩な植物が植えられているなと感じます。そして、それらの色を美しく見せているのは対象物への太陽の光の強弱であったり、自分の目の網膜と対象物との距離(目と対象物の間にある空気の密度で色合いが変わる)が関わってきます。50,60年近く前に発売された古いレンズを装着したカメラを持って、自然を撮るのが最近のささやかな楽しみなんですが、なんとなく心地よいと思う光の具合と色彩が、作る音や曲と頭の中で自然とリンクして捉えようとしてくるんですね。絵画やカメラ撮影の技法みたいなものは、結構サウンド制作に置き換えられるものは多々あるのだろうと思います。シンプルで心地よいものに年々魅力を感じます。

12.Loop life (2020 remaster)
 全編打ち込みで構築した一曲です。この頃は多分、バンド形態のライブだけではなく、ラップトップを持ってライブをするのもいいかもなと思っていた時期だと思います。2013,14年頃なので、この曲で使っていた機材はあんまり覚えていないんですが、Native instrumentsのReaktorというソフトをリズム部分で隠し味程度に使ったと思います。このソフトは自分でシンセサイザーを作ったりリズムマシンを構築できるものでした。打ち込みでリズムを組むと譜割り上綺麗に音を並べてしまいがちなので、なるべくそうならない様に作りました。

随分前ですが、ドイツのハウスミュージック・アーティストOvalがインタビューで語っていた言葉が思い出されます。それは「人々はみんな8ビートが好きだな」という意味の事を述べていたのですが、俯瞰的に見ると巷に流れる楽曲の大半はドラムトラックのリズムの刻み方はそんなに種類がなく大差がないのではないか、という問題提起でした。
Ovalの制作方法の一つで面白かったのは、自分の楽曲をCDに入れてペンで不規則にCDの読み込み面に線を書く、というものでした。そうする事で、CD再生機器は再生をミスるので、再生された音がランダムなモンタージュした様なサウンド(グリッチ音)になる。制作者にもサウンドの予測ができない音になるというのがコンセプト的に面白いと思いました。その後、グリッチ音はエレクトロニカやアンビエントミュージックで常套手段になった印象があります。今だとMaxやReaktorといったソフトで似たようなことが出来そうです。

13.Melt away (2020 remaster)
 何故この様な曲を作ったのかあまり覚えていません。劇伴のサウンドトラック等で入ってそうな雰囲気ですね。この曲を作っていた頃はサウンド制作の仕事から帰宅したら、自室にこもって自分個人の曲制作をするのが日課でした。今もそんなに変わらないのですが、楽しんでやっていた様な気がします。

14.Shinjuku back alley
 デモとして過去に作っていたトラックです。前述のLoop lifeに近い都会的な質感なんですが、サウンドコラージュ的な要素もあって独特な音像です。2016,17年頃に作ったと思うので、その頃に聴いていたダブやクラウト・ロック、ハウス、映画音楽、アンビエント等の要素が少しずつ入っている様にも聴こえます。曲タイトルは直訳すると「新宿の裏路地」となります。

15.In the bed room (2020 remaster)
 サウンドトラック的な曲ですね。デジタルな音色が入っていても、パーカッションやメロトロン、ピアノの様な温かみのある音も入れておきたくなります。その辺りが個性かも知れません。

16.Into the deep sea (2020 remaster)
 音色だけを見ると、バリのガムランで使用されている音色やインド楽器のシタールの様な音を使っています。各楽器は民族楽器で使用されているキーではなくて、西洋音階に変換されたものを弾いています。タイトルのまま、海の底へ沈んでゆく様子を曲にしています。

話は少しズレますが、JVCの民族音楽シリーズというCDがあって、世界各地の地域で現地へ行ってその土地の音楽を採集したものがCD音源化されていて一時期集めていた時があります。その地域のミュージシャンを集めて伝統音楽を演奏しているものもあれば、村の中で野外レコーディングをした様な素朴なトラックもあります。現代では音楽は産業化されていますが、元々は市井の人達が暮らしと共に演奏していたものなんだなという事が聴いていると感じさせられます。民族音楽学者の小泉文夫さんが書いた著作を幾つか読むと、やはり世界中の地域で音楽を採集したり調査をした話が描かれていてとても興味深いです。
インドネシアのジャワにある銀細工工房で職人さんが振るう大小のハンマーが次第に拍節に合った規則性のあるリズムを叩いてゆく様子や、日本の労働歌がどの様にして民謡として現代まで残っていったかの考察、台湾に存在する首狩り族であるブヌン族が首狩りに行くか行かないかを皆で合唱をしてそのハーモニーの一致・不一致で决めるという方法等。生活の中で音がどのような役割を果たしているのかを探求している書籍なんですね。普段音楽の話を人としていると、音楽産業の枠内の話になることが多いのですが、そうではなくて人の普段の生活に音が密接に関係をしているという所が面白いです。こういう本を読むと、民俗学や考古学とかを研究されている方を少し羨ましく思います。古代の人がどういう風に生きていたか、今の自分達と重なる部分が見えたりして想像すると面白そうです。

17.Leave from yesterday (2020 remaster)
 13.melt awayと同様、色々作っていた時期のものです。素朴な温かみのあるシンプルなトラックになっていると思います。

18.Holiday office district
 これも2012〜14年くらいに作ったデモの一曲だと思います。PCの中で眠っていトラックです。MaschineというPCと繋げて使うサンプリングマシンを買ったばかりで使い方を検証するために作った曲ではなかったかと思います。ギターのフレーズを細かくバラバラにして、パッドに並べて叩くことで自由にフレーズをつなぎ合わせています。この頃は日本のAYB ForceとかNujabes等、今で言う所のローファイ・ヒップホップを聴いていたんじゃないかと思います。

19.Brand new day
 結婚式や二次会で流すための曲としてリクエストがあり作った曲です。仕事でファンタジー要素のあるゲーム作品で曲を量産していた時期なので、少し曲調が引っ張られていると思いますが、祝祭感のある雰囲気となっております。