
Singing in the sun
エバーグリーンなポップソング。
「Singing in the sun」2014/9/21 out
(収録曲)
1.Singing in the sun
[ライナーノーツ] 文:Jeffrey yamada
“Loop Life” / “Sometimes I Feel Wonder” のカップリング・カットに続く、2014年、第2弾のリリースとなる“Singing in the Sun”を聴いてみよう。
この、60’s バブルガム・ポップなプロダクションは、Happy Sad のおトクイとするところ。ポジティブだけど少しシャイなメッセージが、キャッチーなメロディーと明るいオルガンのサウンドにのせて唄われるアップビートナンバーだ。
世代を超えたリスナーの気持ちを心地良く響かせてくれる。このあたりのお手並みは過去の楽曲でも、“All or Nothing”(アルバム”Feel Like Happy Sad”(2007) 収録)、そして Happy Sad 版、大瀧詠一/フィル・スペクター・トリビュートとも呼べそうな ”I Love You More Than Yesterday”(アルバム”Free Mind, Mellow Mind”(2010) 収録)でも存分に楽しむことができる。是非ご一聴をおすすめしておきたい。特別でもないジョークにも仲間同士でなら屈託なく笑える、そんな時間をこの作品はあなたにもたらしてくれるだろう。
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Jeffrey Yamada プロフィール
音楽評論家。
ルーツミュージックからR&B、ポップス、パンクまで「社会の必然(と偶然)」から生まれた音楽とその背景についての探求をテーマとして活動を続ける。過去の出稿は「アコースティックギターミュージック名盤350」(音楽出版社)、「モンドミュージック」(アスペクト)、「アートオブフォーキーズ」(音楽之友)、「Martin D-28 という伝説」(えい出版)など。
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