whatever

[“Whatever” Oasis]

 

これを聴いて、全然うまくもない演奏と変哲のないコード進行だなあ、なんて言う人がいたら、その人は音楽なんてやらなくていい。ここで、おそらく若い時の彼等がその輝くようなメロディに乗せて歌っていた言葉たちは、とても普遍的な内容だと思う。

OASISの主要メンバーのギャラガー兄弟は、幼少時代の父親からの家庭内暴力を経て、失業保険で生活していた若者で、他のバンドのローディーを経験した後に、自分たちのバンドをつくった。

去年日本でも公開されていた、OASISのドキュメンタリー映画で語られていることの一つに、80年代のサッチャー政権下では、イギリスの失業率は10%越えで彼等は中学卒業の日に失業手当の申請書が配られたという話がある。

その中で育った世代にとって、自分たちと同じ境遇から生まれてきたこのバンドがいた事は大きな意味があったんだと思う。
そんな彼等が人を勇気付ける曲をつくるのは、やっぱ良いなと思ってしまう。

歳をとって、自分の保身しか考えない大人になるよりも、正直でいる方がいい。
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「Whatever」

(日本語訳)

なんだろうと自分が選んだものに
俺は思いのままになれるんだ
その気になればブルースだって歌ってやる

なんだろうと好きなことを俺は自由に言えるんだ
それが間違っていようが、正しかろうが全然かまわない
いつも君はみんなが君に見せたがっているものを
見ているだけみたいに、俺には思えてしまう

一体どれだけ待ったら
俺たちは一緒のバスに乗って、騒ぎを起こさないようになるんだろう
自分自身の思いをしっかり掴むんだ
そんなに難しいことじゃないのだから

なんだろうと自分の思うものに君は自由になれるんだ
それが俺にも好都合なら文句なしさ

どこへだろうと好きなところに君は自由に行っていいんだ
その気になれば大言壮語を並べたっていい

こんな俺の心の中に
君は以前には、わかっていたつもりの何かを見つけ出すかもしれない
今はもうすっかりなくなってしまった何かを
それじゃ、面白くないってことを知っているくせに
そうさ、そんなんじゃまったく面白くないのさ

どんなことをしようが
何を言おうが、かまわないんだ
何をしようが、何を言おうが
そうさ、全然かまないのさ

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