お忙しい中、メールやfacebookで、
7/22誕生日コメントを下さった方々
ありがとうございました。
皆さんにとってよい一年になりますことを願っております。
・・・なんとなく、今年も島へ行ってきました。
自然の素朴さに気持ちが開放的になる感じです。
ここにはガラスアートの工房があるのだけど、
そこの人達が純粋に制作を行っていて、
とてもいいなと思いました。
島の暮しを見ていると、
一見これは無駄なんじゃないか、要領がよくないのではないか、と
思うようなことも、全然無駄ではない。
そこに生活している人達の暮しに反映されていることだから、
表情と人柄から、素朴に伝わってきます。
イタリアのルネッサンスではないけれど、
あれは当時の権力者や富豪がパトロンになって、
沢山の名画や芸術品が生み出された。
これは効率とか、節制とかを考えると、衣食住に関わらない、
全部本当は無駄なことだとも言えるわけです。
無駄なことは人間生活の豊かさみたいなもので、
僕等は芸術品や工芸品に魅力を感じ、エネルギーを感じることが出来る。
非効率的、無駄さ、は豊かさだと僕は思います。
効率的に考えようとすることが、
かえって人間味みたいなものを減らしている気がするんですね。
これは、時間や数字というものに無頓着であれ、
という意味ではなく。
豊かさみたいなものが底辺にある、ということは
生きる喜びと直結してる。